スタッフブログ
list
コラム

2014年07月08日 | 20:15 | コラム

足の裏に聞け!

足の裏に聞け!無垢材の使い方

床材編

全てが全て自然素材で住いをつくるにはコストや施工時間など様々な問題をクリアーしなければなりません。
完ぺきを求めるのもあるとは思いますが、「可能な範囲で少しでも良い室内環境に近づける」という考え方が大切です。
それには使う場所の優先順位を付けて使うことです。

最優先は床材です。
理由は素肌が常に直接接し、寝転んだり直接座ったり、日本人は床に直接接する生活スタイルなのです。
また小さい子供をお昼寝させたり、ハイハイしたり、呼吸器にも近く一番気を付けたい場所なのです。

自然素材の床材と言えば当然無垢板のことを言います。
表面にスライスした薄い板が合板の上に貼ってあるものは合板フローリングといい接着剤の塊です。
気になって調べてみると無垢板の床材とは言ってもいろいろな種類があることに気が付くと思います。

また、自然素材の住まいを得意とする会社でもそれぞれ床に使う樹種が違っていたりして、一般ユーザーにとっては判断が難しいところです。
まずは無垢床材としてメジャーなところだけ抑えてみましょう。

 広葉樹系の「ナラ=オーク」
おとなしい色合いで、硬い樹種です。比較的安価、国産では北海道の物が多く出ています。
広葉樹系の「タモ=アッシュ」
おとなしい色合いで、硬い樹種です。国産材は少なくなっています。
 広葉樹系の「チーク」
緻密で硬く高級フローリングです。日本にはありません。東南アジアからの輸入品です。
そのほかにはメープルやカバなどがスタンダードなところです。

針葉樹系での代表格は「桧」
昔から使われてきました。節のない物を求めると高価ですが、節があるものであれ場比較的安価に入手できます。
 針葉樹系の「杉」
触れた瞬間の柔らかさや暖かさでは一番、しかも節を気にしなければ桧よりも安価です。
欠点は傷がつきやすいことと、比較的狂いが大きい事、「床なんて傷ついて当たり前」と割り切れる人にはおすすめです。
針葉樹系の「松」
赤松や唐松があります。同じ松の中までも色合いが違いますが、地方によっては杉や桧よりも入手しやすくスタンダードな床材です。
このほかにもたくさんの床材がありますが、今回は床材の選び方に重点を置きたいのでこの辺にしておきます。

選択の仕方はそれぞれです。
値段優先もあるでしょう。木目や色合いの見た目の好み優先もあります。自分の育った地域の木材だからというのも楽しい選び方だと思いますが、一番優先してほしいのは「暮らし方です」。
椅子に座る、ソファーに座る生活スタイルがメインなのか、座卓や床に直接座る生活スタイルなのかです。

一般的に広葉樹は硬く、椅子の暮らしに向いています。
靴を履いて室内でも生活する国では堅い床材を使い、針葉樹の和らかい床材は使いません。堅い床材に長く座っているとお尻が痛くなります。
寝転んだり昼寝をしたり直に座ることが多いのであれば柔らかな床材を優先して選ぶと快適に過ごせます。

逆に椅子生活で柔らかな桧や杉を使うと硬い椅子の足などで傷が目立ってしまいます。
床材の厚みや下地のつくり方で床の堅さの感じは変わるものですが、基本的な選び方は「暮らし方」優先で足の裏に聞いてみましょう。

家をつくろうと思ったら読んでみてください。
良い家づくりのコラム

柔らかな床材の事例はこちらです。

シンプルな木の家 アーキクラフト 一級建築士事務所

埼玉県川越市吉田134番地
049-234-5312
craft@hkg.odn.ne.jp
http://www.archi-c.com/