スタッフブログ
list
カンバツプロダクツ

2012年09月12日 | 11:46 | カンバツプロダクツ

「冬に木を伐り、春に皮を剥き、夏に家をささえる」

「冬に木を伐り、春に皮を剥き、夏に家をささえる」

 来年・再来年には家づくりを、とお考えの方、材料調達の季節となりました。

伐採見学会2012 in ときがわ  予約制です。お申し込みください。

協同組合 彩の森とき川

 木造住宅には文字通り、木材が使われます。

木材はどこで調達されるのでしょうか、カナダですか、ロシアですか、それとも南米、東南アジア、日本は世界各国から木材を買いあさっています。買いあさった大半は合板に加工され、コンクリートの型枠や、住宅の下地材として使われます。

また、住宅用の柱、梁としてもたくさん使われています。

杉花粉で悩まされる日本の山林はどうでしょうか、戦後国策として植林された杉ヒノキが放置され伐採できずにいるのです、国産だからといって、高くは買えませんね。流通ルートが複雑だからといって高くていいわけではありません。

納得できる価格で、満足できる付加価値で使えるのであれば、外材よりも国産材を使いたいという人は多いと思います。

中間流通ルートを排除するのが必ずしも正解ではないかもしれませんが、まずはユーザーが納得できるところを見出すのも意味のあることだと考えています。

林業地から直に現場に入る仕組みは、山と街を直接結ぶことになり川上から川下へ人が動き多様な価値観を伝えることにもなります。

輸入材に比べ輸送コストも、輸送エネルギーも圧倒的に小さな地域材には生活の価値観を変える魅力があります。

 また、ユーザーに木材の選択肢が無い、仮にあったとしても普通は選択する知識等ありませんね。それが今の家づくりです。信頼して選んだハウスメーカーや工務店が標準仕様としている材料ですからよっぽど木材にこだわりでもない限り注文を付けることもないと思います。

ただ農産物と同じように産地が見え、山が見え、植林した人、伐採し製材した人とつながる家づくりもあることを知っていただきたい。

家づくりは、健康・環境・地域経済・コミュニケーション・子どもの人格形成・文化や地域独自の景観など、多岐に及ぶ日本の課題に関連しています。
人と家と社会という繋がりは、数十年という時間を掛けて人の人格を形成し、歴史や文化を育むことになります。
社会の最小単位としての家。その家をつくることは、未来をつくることだと考えています。

 「冬に木を伐り、春に皮を剥き、夏に家をささえる」

全ての家づくりがこの流れに乗ることはありませんが、落ち着いた時間の中でじっくり家を含めた家族の価値観を考えてみませんか。

アーキクラフトの設計は最短でも6か月は掛かります。アーキクラフトの建物の工事は最短でも6か月は掛かります。

一年という家づくりにかかわる時間の中で考えることはたくさんあります。その時間が、たくさんの人との出会いや体験が、子育てや暮らし方によい影響を持って蓄えられると信じています。

反即効的家づくりです。

アーキクラフト 福田義房