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カンバツプロダクツ

2012年09月19日 | 11:14 | カンバツプロダクツ

住宅の間取りで大切なこと ~その一~

捨てられない間取りが大事

 

永く使える住宅・捨てられない間取り・を常に求めています。

長期優良住宅なる施策が普及してきています。アーキクラフトでもほぼ全ての建物を長期優良基準として設計していますが、性能だけ上げれば永く使えるのでしょうか。

住宅が捨てられず使い続けられるためには、変化していく生活スタイル・価値観に対応していける柔軟性が無ければいけません。

 

世代が変わっても価値観が共有でき暮らしの文化が継承できれば、住まいは捨てられることなく継承できるのではないでしょうか。

もちろん将来には不確定な要素が沢山あるのはわかります。しかし建物という己が築いたものを末永く活用させ、子供たち、孫たちに残してあげることが可能であるとすれば、真剣に取り組む価値はあると考えています。

戦後の住宅不足を経て.1960年ごろから始まる高度経済成長期に日本人の価値観は大きく変わりました。

 

急激な世の中の変化に永く継がれてきた価値観も継承することができず、親も子供たちに自分たちの価値観を子供たちに受け継がせてよいものかどうか迷いがあった時代であったと思います。

1960年から50年たちました、こらからの50年はどうでしょうか。

少子化、単身世帯の増加、マイナス傾向の経済活動を考えるに、今までのような急激な変化は起こらないのではないでしょうか。

経済活動がそれ以前の価値観が大きく変えてきたひとつの要因だとすれば、今後はある一定の価値観が継承できるのではないかと思います。

 

価値観は生き方であり、暮らし方に直結します。暮らし方が世代を超えて継承できれば必然的に間取り「家」を使い続けることができます。

少なくとも暮らし方に合わないから捨ててしまうと言う理屈はなくなります。

 100年200年続いた旧家とは急激な変化の無い世の中で、代々その家に暮らした人たちが同じタイプの考え方や物の見方をしてきたから捨てられることが無かったとも言えるのではないでしょうか。


つづく

アーキクラフトの住宅とは