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カンバツプロダクツ

2012年12月21日 | 10:13 | カンバツプロダクツ

ライフスタイルとライフサイクル

ライフスタイルとライフサイクル

住宅の間取りを考えるときに大切なことの一つは、今を満たすことです。

今、必要だから作るのですから足りなければ意味がありません。

ただ、今の生活に固執しすぎてしまうと将来使いにくい家になってしまう恐れがあります。

 それはライフサイクルの変化により、ライフスタイルが変わるからです。

 ライフスタイルとは人それぞれの暮らし方です。

単純なことでは和の生活を好むか、洋の生活を好むかというようなことです。このような単純なことさえ人は、人生経験や、環境などの影響により変わることがあります。

ジャズやポップスが趣味だった人も何かのきっかけでクラシック音楽が好きになることもあります。

家に対する好みも同じです。

輸入住宅にあこがれていた方も、茶室や社寺のような建物が好きになるかもしれません。

 ライフサイクルとは、人が生活する時間の中で変わっていく周辺環境を意味しています。

独身時代は住宅にはあまり興味がわかないものです、一部屋あれば足りますからワンルームの空間で十分です。

結婚を期に住まいに対する考え方は大きく変わります。部屋ではなく、生活の拠点となる住まいが必要になります。子供が出来ると子供部屋が必要になります。

そして子供たちが独立すると使われなくなった部屋が寂しく残ることになります。

その時々のライフスタイルとライフサイクルにベストマッチする家を造るのは簡単なことではありません。その時々の生活に柔らかく対応できる可変性が、家には求められます。

簡単に壁が造れて部屋の大きさや数が変えられるとか、元々間仕切りを造らずに家具で部屋を間仕切ってしまうとか、床を取り外して吹き抜けをつくったり、吹き抜けに床を張って部屋にするとか、その時々の必要に合わせて変化することが出来れば、ライフスタイル・ライフサイクルに合わせた家となることができます。

 子供が小さい、またはこれから子供ができるような家庭生活ビギナーの家は造りすぎないことが大切です。

将来に対応できて、大きすぎず小さすぎず、今が足りる。

簡単なようですが、なかなか難しいようです。仕事柄分譲住宅の広告などをよく見ますが、このようなことを考えている間取りは残念なことにまずお目にかかれません。

それは選ぶが側の問題でもあります。nLDKという部屋数優先の固定観念に選ぶ側が固執している限り、売りやすいスタイル表現ということです。

じぶんたちの孫がこの家に住む。

そこまでのストーリーを一度考えてみるのもいいと思います。

ライフサイクル・ライフスタイルを考えた家づくり、使い方を考えて長く住んでいきたいですね。

生活スタイルが変わり使い勝手が悪くなってきた、不便になってきたなど感じたときはご相談ください。

意外にその時は早くやってくるものです。

 アーキクラフト