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カンバツプロダクツ

2013年12月03日 | 11:46 | カンバツプロダクツ

一軒の家が出来上がる。

一軒の家が出来上がる。

住いは家族と一緒に育ち、だんだんと暮らしになじんでいきます。

住いは工事終わり引き渡された時が完成では無く、住まい手が育てるもので、そういう意味では完成は無いのかもしれません。

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気取らず無理せず、「簡素な普通の家」がよいと思いますが、そういった家は案外難しいものです。

家族の価値観から、建物の素材まで住まいの本質をきちんと考えなければなりません。

また、住まいは地域の環境や地域社会から切り離して存在することはできません。


地域の環境を考えるのならばエネルギー消費を抑制し、自然エネルギーを取り入れることも必要になります。

地域の社会を考えれば、家は地域の景観を作り出す単位となり、永く存在することで地域の文化にもなりえます。

地域の気候風土に適した知恵や工夫を見直し、現代の技術に変換しながら「簡素な普通の家」を考えています。

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今回は細川紙伝統技術継承者谷野さんに御協力いただき、埼玉西北部の伝統文化である和紙漉きをイベントとして体験していただきました。

案外簡単に終わってしまった印象がありますが、楽しめましたでしょうか。

現代では当たり前のようにビニールの壁紙が使われています。

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和紙は口に入れても安心な地域の植物原料だけでつくられます。ビニールの壁紙は便利な材料ですし、否定する必要もありませんが地域でつくられる紙を住まい手のみならず、つくりてサイドも見直すことが必要なんだと考えています。

 

壁紙や襖など住いの素材に伝統文化を取り入れる。というのも魅力的な考えですが、「伝統文化=特殊なもの」ではなく地域に昔からある「普通に使える紙」としてとらえていきたいと考えています。

アーキクラフトでは住まいに使うために本格的に漉いてみたい方のサポートもいたします。

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埼玉県川越市吉田 アーキクラフト一級建築士事務所

福田義房

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